ドライフライを長時間浮かす方法は?私なりの工夫と色々調べた結果、最強のフロータントを教えてもらいました!

ドライフライの釣りは流すフライそれに飛びつく魚も視認できるので迫力ありますよね。

そんなドライフライの釣りはフライが濡れてしまうと沈んでしまい視認できなくなってしまいます。(フライが沈んでしまったのでピックアップしようとしたら釣れていたという事もあるのですがw)

みなさんドライフライを浮かせるためにフライにフロータントをつけますよね?フロータントはどんなものを使っていますか?それ以外に何か工夫されていることはありますか?

今回は私なりのドライフライを長時間浮かす工夫と他の方がどんな方法でフライを長時間浮かせているのか調べてまとめましたのでみなさんの参考になればと思います。

フライフィッシングをある程度やられているベテランの方はご存知の内容ばかりだと思いますので飛ばして@taro_flyfisherさんおすすめのフロータントだけご覧ください。

これが一番効果が高いと思われます。

フライの種類によってフロータントを使い分ける

(実際に私が使っているフロータント)

フライのマテリアル(素材)には様々な種類があります。また、フロータントにも様々な種類があります。

CDCを使ったフライ

私の場合ドライフライでよく使うフライはCDCを使ったフライです。CDCの場合だとペースト状の様な高粘度のフロータントだと羽がまとまってしまい浮力が落ちてしまいます。そのためCDCにはリキッド状のフロータントがいいです。

私がCDCに使っているフロータントはエアフロのリペルという液体のスプレー式フロータントです。CDCに使うフロータントではかなり有名なフロータントで持続性も長くフライが良く浮きます。しかし、このフロータント残念なことに生産中止になってしまいもう入手することができなくなってしまいました。

他のリキッドタイプではドライディップスーパーを使っています。このフロータントもよく浮きます。しかし、リペルと比べると持続性が少し劣りますね。なのでリキッドプラスパウダー系のフロータントを合わせて使っています。パウダー系のフロータントはドライシェイクブラシを使っています。ブラシなのでCDCの羽の中までフロータントを付着させることができます。また、フロータントを着けたい部分にだけブラシで塗るという事もできるので便利です。

エルクヘアなどの獣毛系やハックルなどを使ったフライ

エルクヘアカディスパラシュートフライ等はペーストジェル状のフロータントを使っています。高粘度のため持続性が良いです。

私が使っているフロータントはジェル状のドライマジックというフロータントを使っています。正直このフロータントは釣りを始めた時に買ってまだ残っているので使っていますw

特に不満がないので使い続けています。

汚れたらよく洗いしっかりと水分を除去する

ドライフライで魚を釣るとフライにぬめりが付いたり、普通に使っていても多少なりと汚れが付いて来ますよね。そんな時は川の水で一度汚れを洗い流します。水の中に沈めて振ったりしごいたりして洗うと汚れが取れやすいです。

もしくはフライウォッシュの様な洗浄剤で汚れを落としてもいいです。

洗浄剤を使えばサッと汚れは落ちますが、私は川の水でもぬめりや汚れは落とせるので川の水で洗っています。

特にCDCはよく洗わないとぬめりが取れないのでしっかり洗いましょう。

このことを知らなかった私はCDCは一匹釣るとすぐ使えなくなると思い、しばらくCDCのフライは使わなくなりましたから(^^;)

ゴシゴシ洗うとフライが壊れてしまうのではと思うかもしれませんが、1〜2回洗って壊れてしまうようなフライは良いフライとは言えないので、しっかりと巻くように心がけましょう。

しっかりと洗った後はティッシュフライドライヤー等で水分を除去します。

私は繰り返し使える布タイプのものを使用しています。

他にも色々な種類のものが売られていますし、ホームセンターなどで吸水性のいい布などを買ってきて自作するのもいいと思います。

私が使っている吸水性の布です。ピンオンリールに付けていつでも使えるようにしています。

フライ用の市販品では下記のようなものがあります。

水分を除去したら更にシリカゲル等を入れた容器にフライを入れて振るとさらに水分が取れます。フライ専用で売っているものもあります。

ここまで乾燥させれば新品のフライ同様になりますのでフロータントを付ければまた浮力が復活し汚れる前と同じように使えます。

軽いフックを使う

ドライフライの浮力を高めるためにはフライが軽ければ軽いほどいいです。

フライのマテリアルの中で一番重く比重も高いのはフックです。

このフックが軽ければそれだけフライは浮きやすくなります。

フックには太軸〜細軸、シャンクの長さやゲープの幅など様々なタイプがあります。

今回は浮力ということなので軸の太さが一番関係してきます。

太い軸より細い軸の方が軽いですよね。フライフックケースには4XFとか2XHとか書いてありますよね。

XFはエクストラファイン、XHはエクストラヘビーと読みます。

4XFは軸が4サイズ細いということです。#12の4XFだったら#16のスタンダードフライと同じ軸の太さということです。

2XHは軸が2サイズ太いということです。#12の2XHなら#10のスタンダードフライと同じ軸の太さになります。

ドライフライ用のフックはスタンダードからXFの細軸のフックがほとんどです。

その中でも3XFや4XF、Extra fine wireのフックは軸が細く軽いフックになります。

これらの軽いフックを使えばより浮力の高いフライができると思います。

注意して欲しいのは軸が細くなればそれだけ強度も落ちるためフックのゲイプが伸びってしまいバレてしまうこともあります。

対象魚によって使い分けるとか、フライによって使い分ける等の工夫も必要だと思います。

また、フックの世界も奥が深く様々なメーカーから様々な種類のフックが出ています。

自分が信頼できるフックがあれば釣果にもつながると思うので色々試してみるのもいいと思います。

ちなみに私がドライフライで使っているフックはがまかつのR17-3FT BARBLESS 3XFと、同じくがまかつのC14-BV BARBLESS 3XSHORT 4X-1XVARIABLE FINE WIREをメインで使っています。

このフックなら35cmぐらいまでならフックを伸ばされてバレることはなかったです。

40オーバーのニジマスをかけた時は流石にフックを伸ばされてバラしてしまいました。

そのためニジマス等大きい魚をドライフライで狙う時はTMCの900BLを使っています。

今使っているフックは信頼して使えるなと思うようになりましたが、自分の信頼できるフックにたどり着くまで色々なフックを試してきました。

皆さんもそういった経験があるのではないでしょうか。フックの話は書き出すと長くなるのでまた別の機会に書きたいと思います。

フックとマテリアルのバランス

フライを巻く時フックのサイズとマテリアルのバランスを調整することによってフライを軽くして浮力を高める方法です。

小さいフックに大きくドレッシングすれば浮力を高めるだけならこの方法もありです。ただ、あまりにもバランスが悪いフライはフッキングが悪くなったりもすると思うので注意して巻きましょう。

上の写真はフックに対してドレッシング(CDC)が小さめ、下の写真はフックに対してドレッシングが大きめです。

下のフライの方がよく浮くように思います。

このように多少のことですが私は意識してタイイングするようにしています。

このパラシュートフライもフックに対してドレッシング(ハックル)が大きめです。

スパイダーフライとかだともっとハックルが大きかったりしますよね。

自分なりに色々試してフライを巻いてみると面白いと思うのでやってみてください。

質の良いマテリアルを使う

当たり前といえば当たり前のことなのですが質の良いマテリアルはやはりよく浮きます。

CDCなんかは顕著に現れますね。昔はお得パックのCDCとかで巻いてましたが、良質なCDCを使って以来あまりの違いにお得パックはお蔵入りしましたw(勿体無いのでソフトハックル用とかウエットフライに使ってます)

今使っているのはトラウトハンターのCDCとベネッキのCDCです。このCDCは良質でよく浮きますし、ぬめりがついても洗えばすぐ復活します。

難点はトラウトハンターは入手しづらいことと、ベネッキは高いです。。。

まあ、ハックルなどもそうですが良いものは高いのです。

中には安くて良いものもあるのでそういう掘り出し物を探すのも一つの楽しみですよね。

表面張力を考えてタイイングする

フライが水面に浮く原理は表面張力によるものです。なので表面張力の大きいフライにすれば沈みにくいということになります。

では、詳しく解説していきましょう。仮にフライの比重だけで考えると鋼製のフックで比重7.82ほど、ナイロンスレッドの比重が1.15 、ハックル等の比重は調べたけどもわかりませんでしたw 多分1.10~1.15ぐらいかな?フォーム材などは0.2ぐらい。

そう考えるとフォーム材をぐるぐる巻きにしたビートルなんかのフライじゃないと沈まないフライは無理ということになります。

でも実際にフライは浮きますよね。ナイロンのリダーやティペットも比重1.15で水の比重1.0よりも高いので沈むはずです。

ではなぜ浮いているかというと表面張力が働いているからです。

なので表面張力の大きいフライにすれば沈みにくいということになるのです。

表面張力の大きいフライとはどんなフライかというと、ハックル等の水面を押さえる突起が多いほど表面張力は大きくなり浮きやすくなります。

もちろんフライは総重量が軽いほど、比重が低いほど、表面積が大きいほど、表面張力を超えて沈みにくくなります。

例えばバイビジブルなんかは沈みにくいフライではないでしょうか。

でもバイビジブルって空気抵抗が大きいのでキャストの時に回転するんですよね。

それでティペットが縮れてしまうになんてことに… まあ、ハックルをV字にカットするとかすればいいのですが。

そういった問題も出てくるのでフライのタイイングは奥が深いんですよね。

エルクヘアカディスもボディーに巻かれたハックルで浮いている訳で、ウイングはなくても浮くんですよね。

フロータントを付けるのも表面張力を大きくする為とか、まだまだ語りたいことはあるのですが長くなるのでまた別の機会に書きたいと思います。

ここで言いたかったのは、表面張力とかを考えながらタイイングするのも面白いですよということです。

@taro_flyfisherさんおすすめのフロータント

実はこの記事を書くきっかけになったことがありまして。先日Twitterでこのようなやりとりがありました。

滝壺から浮き上がる⁈ イワナのヌルもフォルスキャストで吹き飛ぶ⁈

どんなフロータントよ!

その時@taro_flyfisherさんに教えてもらったフロータントがこれです。

自転車のグリースかーいwww

早速、僕もポチりましたw

その後、こんなやりとりも

私のブログに度々登場していただいているKanazawaPACKSさんもご愛用でした!

KanazawaPACKSさんの詳しい記事はこちら

釣りやバックカントリーにおすすめ!KanazawaPacks!
釣りやバックカントリーにおすすめのバックメーカーKnazawaPacksを紹介している記事です。製作者はフライフィッシャーでテレマーカー、バンブーロッドも作っている方で、すべてハンドメイドで作っています。とてもいいバックなのでぜひ読んでください!

私の手元には自転車グリースがまだ届いていないので使っていませんが、使ったらレポを書きたいと思います。

9/23追記

実際に使ってみたレポートを書きました。

フライが沈まない!最強の代用フロータント!おすすめです!
最強のフロータントAZ BGR-001を発見しました!って本当は教えてもらったのですがw 実釣での感想、フロータントの実験など動画を交え解説しています!

まとめ

皆さんもそれぞれドライフライを長時間浮かせる為の工夫はされていると思います。

私も今回の件で新たなフロータント(自転車のグリース)を知ることができました。

今回紹介した方法やフロータントが皆さんのお役にたてれば幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする