広告・PR

私の使っているおすすめフライフック!体験談と自分なりの考察!

皆さんフライフックにこだわりはありますか?

こんにちは、Takashit(@33fisherskier)です。

フックってすごくこだわる人とあまりこだわらない人といますよね。

昔、某フライショップにフックを買いに行った時、店主さんにフックはどんなの使っているか聞いたことがありました。

その方は、「私はフックはそんなにこだわらないんですよ。」と言ってみえました。

まあ、お店には色々なフックも置いてありますし「これ使ってます。」とは言えなかったのかもしれませんが。

私はかなりこだわる方で、今まで色々試しながら散々フックを変えてきました。

ようやくこの2~3年ぐらいで自分の中でこのフックなら信頼できるというものが見えてきた感じです。

現在使用しているドライフライのフックはフライによって使い分けをするので全部で4種類。

ニンフ、ウエットフライのフックが2種類。

イントルーダーなどのフックが1種類です。

全部で7種類と少なめです。

  • がまかつ R17-3FT
  • がまかつ C14-BV
  • がまかつ C12-B & 現在は(C12-BM Large Eye)
  • TMC 900BL
  • がまかつ R18-2W2HT
  • TMC 700(バーブを削って使用)
  • OPST スイングフック

全てバーブレスのフックを使っています。

今回はフライのフックについて、何故バーブレスにこだわるのか。

どうして今使っているフックを選んだのかを詳しく解説していきたいと思います。

フライフィッシングを始めたばかりの方やフライフックについてあまり知らないという方は下記の記事を読んで頂ければ詳しく解説しています。

フライフックの選び方!サイズや種類ついて解説します!
フライフックの各部の名称、表記の見方を解説しています。基本的なフックの知識を身に付けることでフック選びの参考になると思います。

スポンサーリンク

なぜバーブレスなのか(体験談)

私のフライフィッシング歴は13年とそんなに長いわけではありません。

しかし、自分の釣り方が変わってフックを変えたり、フックそのものが気に入らなくて変えたりと色々なフックを使いました。

フライフィッシングを始めたばかりの時はどんなフックが良いのか全くわか利ませんでした。

渓流のドライフライの釣りをやっていたので、とりあえずDryFlyとパッケージに書いてあるバーブ付きのフックを使っていました。

とりあえず買ったフックでフライを巻いて釣りに行くのですが、初心者なのでキャスティングも下手で思うように投げられませんでした。

するとよく引っ掛けるんですよベストや服に(笑)

カエシありの針だとベストとか服に引っかかると中々取れないんですよ。

まだベストや服なら少し穴を広げてやれば取れるのですが、自分に刺さった時は最悪です。

フックをとるのめちゃくちゃ痛い…

経験ある方も見えるのではないでしょうか。カエシ付きのフックが自分に刺さると悲惨ですよね〜。

そんな経験もあり、また管釣りも行くようになったのでそれからしばらくはバーブレスを使うようになりました。

きっかけは刺さったら抜けないという理由で使い始めたバーブレスでしたが、特にバーブレスだたらバレやすいということはありませんでした。

当時はTMCの900BL(今も使っている)を使っていました。

その後ある程度釣果も出せる様になり、フックの表記も分かる様になってきた頃、またバーブ付きを使えばさらにバラしが減らせるのではないかと思いました。

そして、スタンダードなバーブ付きフックを使い出しました。

すると何故かバラしが多くなったんです。

バーブ付きのフックだから今までよりバラす確率は低くなると思っていましたが逆でした。

始めは原因が分からずバラしてばかりで、今までより釣果が落ちてしまい結構ヘコミましたねー。

色々考えるとティペットのたるみを割と多く取る釣り方なのと柔らかい竿を使っているのでフッキングの力が弱いのではないかと思い始めました。

そこで、極力たるみが少なくなるよう心がけうまく出来た時はしっかりフッキングするじゃないですか。

ようやく原因はフッキングの力が弱いことだと気づいたのです。

しかし、前はそんなことなかったのに何故だろうと考えた時に、バーブ付きのフックに変えたことが刺さりを悪くしているのではないかと思う様になりました。

ちょうどその頃は本流でダブルハンドの釣りを始めて2年目でした。1年目はビギーナーズラックだったのか本流でもそこそこ釣れていたのですが、2年目は何故かバラしが多かったのです。

やはりウエットフライのフックも前年まで使っていたフックと違うフックにしていました。

前年は2XHのフックがメインでしたが、この年は太いフックの方が重いのでよく沈み大物が掛っても伸ばされないだろうと思い3XHのフックを使っていました。

しかし、フックを太くしたことがかえって刺さりを悪くしていたのだと思う様になりました。

話がウエットフライの話になってしまいましたが、ドライフライも同様の原因ですね。

全ては刺さりが悪いことが原因だったのです。

それ以降バーブレスフックしか使わなくなりました。

本来なら魚に優しいからバーブレスフックと言いたいところですが、バーブレスの方が刺さりが良いから使っています。

しかし、テンションフリーになった時はバーブレスの方が外れやすとは思います。

それよりもしっかり刺さることを重視しています。

現に今はバーブレスしか使っていませんが、明らかにバラしは減りましたし釣果も上がりました。

メーカーからはマイクロバーブというフックも出ているぐらいなので、やはりバーブが大きいフックは刺さりが悪いのでしょう。

バーブレスのメリット

  • 針の刺さりが良く、少ない力でも刺さる。
  • 刺さった時に穴が広がらない。(バーブがあるとバーブの分穴が大きくなる)
  • ティペット切れの時は魚から針が取れやすいので、魚に優しい。
  • 服や自分に刺さった時に簡単に抜ける。

バーブレスのデメリット

  • テンションフリーになると抜けやすい。

個人的な意見ですが、バーブレスはメリットの方が多いと思います。

フッキングとフックの関係

フッキングって難しいですよね。

力一杯合わせをするとティペット切れしてしまうかもしれない。

かといって弱い合わせではしっかりフッキングしないかもしれない。

しかし、弱い合わせ(弱い力)でもしっかり針が刺されば問題ないのではないでしょうか。

その為にはフックの刺さりが良ければ弱い力でもフッキングできますよね。

そういったこともフック選びの課題となると思います。

釣り方とフックの関係

短いリーダーティペットシステムを使う時は割と大丈夫なのですが、渓流釣りも本流でのウエットの釣りでもティペットを長めにとってフライをできるだけナチュラルに流す釣り方をした時どうしてもフッキングの力が弱くなってしまいます。

私の場合、ウエットフライの釣りにおいてはアタリがあっても魚がもっていくまで合わせないのでほぼ向こう合わせです。

そういった時にフックの刺さりは重要になると考えています。

フライを何かに引っ掛けたりした時は針先をチェックして研いだり、新品に交換するという対応をしています。

フッキングの力が強ければ少しぐらい刺さりが悪いフックでも刺さるのでしょうが、毎回確実にフッキング出来るとは限りません。

それならばより刺さりが良いフックを使うのが釣果を上げるために必要なことだと思います。

フライとフックの関係

フライの種類によってフックは変えたりしますよね。

ドライフライでもボディーだけを水中に沈めたい様な時はカーブシャンクのフックを使ったり、ニンフやウエットフライは沈めたいので重いフックを使うとかしますよね。

フライの種類とフックの関係について考えてみたいと思います。

ドライフライについて

ドライフライって水面にフライを浮かべて釣りますよね。

フライを浮かべようと思うとフックは軽い方が良いです。

この話はこちらの記事に詳しく書いていますのでこちらも参考にしてみてください。

ドライフライを長時間浮かす方法は?私なりの工夫と色々調べた結果、最強のフロータントを教えてもらいました!
ドライフライを長時間浮かすためのテクニックやフロータントのつけかたなどを解説しています。また、最強のフロータントについても書いています。

軽いフックは軸が細いフックなので刺さりは太いフックよりは良いはずです。

ニンフ、ウエットフライについて

ニンフやウエットフライは沈めて使うので、ある程度フックに重さがあった方が良いと思います。

重いフック=軸が太いもしくは大きいフックです。ウエットフライやサーモンフライはわざと大きめのフックにタイイングしてフックの重さで沈めるというテクニックもあります。

ここで注意して欲しいのは軸が太い刺さりにくい、大きいフックはシャンクが長くなるのでテコの原理でバレやすくなるということです。

決して全てがそうではありませんが、頭の片隅にでもこのことを覚えておいてもらえばフックを変えたりしてバレやすくなったりした時の原因究明の参考になるかもしれません。

しかし、逆の場合もあるんですよね。私は経験したことはありませんが、友人が北海道にイトウを釣りに行った時はフックが小さすぎると駄目だったそうです。イトウは大きいですからね。

フライとフックの関係として私なりに書いてみました。情報として参考にしていただけたらと思います。

対象魚とフックの関係

ヤマメやアマゴ、イワナが対象魚ならばよほどの大物がかからない限り細軸のフックで大丈夫だと思います。

上記の記事「ドライフライを長時間浮かす方法…」にも書いていますが私の経験ではがまかつのR17-3FT(3エクストラファインワイヤ)の細軸フックでも35cmぐらいのニジマスなら大丈夫でした。尺アマゴもこのフックで釣り上げています。ただ、40cmを超える様なニジマスやイワナはちょっと厳しいと思います。

上記でも友人のイトウを釣りに行った時の経験談は私も色々考えさせられました。私はイトウの様な大きな魚を釣ったことがないのでわかりませんが、大きい魚、サーモンやスチールヘッドなどは引きが強くてフックが折れるというのを聞いたことがあります。

そこまでの話になると刺さりがいいから軸は細めのフックなんて言ってられませんからね。

私の使っているおすすめフライフック

すでに記事の冒頭で使っているフックを紹介していますが、どうしてこのフックなのかを解説したいと思います。

個人的な感想なので参考程度にとらえてもらい、フック選びの参考になればと思います。

がまかつ R17-3FT ナノスムースコート

ナノスムースコートという処理をされたフックなのですが、刺さりは最強だと思います。

滑りが良すぎてタイイングの時にスレッドが滑りやすので注意が必要です。

またスレッドをシャンクに巻いた後に接着剤を点けておかないとスレッドが滑ってフライがキールになったりします。

大げさかもしれませんがそれぐらい滑るのでフッキング時の刺さりも最強なんだと思います。

3エクストラファインという細軸で軽いのでドライフライ用で使用しています。

ただ一つ残念なのは、お財布に優しくないという点です。

がまかつ C14-VB

ドライフライのカーブフック用として使っています。

カーブフックのバーブレスってなかなかいいのがないんですよね。

しかし、私の中でがまかつは信頼できるフックなのでこれを使い始めました。

4X-1X VARIABLE FINE WIREという軸が細くなっていくという変わったフックですが、刺さりも悪くないですしバレたりすることもないので気に入って使っています。

また、軽量なのでロングティペットの時でもフライの空気抵抗を考えればキャスティングしやすいです。

がまかつ C12-B、現在は(C12-BM Large Eye)

主にミッジ用で使っています。

ヘビーワイヤですが、小さなミッジ用ですのであまり軸が細すぎるとバレやすくなってしまうのでしょう。がまかつさんはフックメーカーだけあってよく考えていると思います。

また現在はLarge Eyeになっておりティペットが通しやすそうです。

フックは買いだめしてあるのでしばらくは小さなアイので我慢して使います。

TMC 900BL

スタンダードワイヤのドライ用フックです。

対象魚が大きい時はこちらのフックを使っています。

自分のよく行くフィールドでは主にニジマス用です。

刺さりも悪くないですし、釣りを始めた当初から使っています。

本当はがまかつのB11-BTを使って見たいのですが、まだ900BLの在庫があるのでしばらくはこれを使います。

どなたかB11-BT使っている方みえましたら感想を教えてくださいw

がまかつ R18-2W2HT

ナノスムースコートの2エクストラヘビーフックです。主にウエットフライ、ニンフに使用しています。

ウエットフライでこのフックを使う様になってから明らかに釣果が上がりました。

ウエットの釣りだとコンコンとアタリがあってものらないことが多いのですが、確実に小さなアタリからでもヒットに繋がることが多くなりました。

なのでウグイもめっちゃ掛かりますw

こんな小さな口によく掛かったなと思うぐらいの小さいウグイも釣れてしまうので困ります。

ただフックサイズが#8までしかないので、もっと大きいフックまで揃えて欲しいなと思います。

TMC 700

ストリーマーや大型のフライ用に使っています。

バーブ付きのフックなのでバーブを削って使っています。

まずダイヤモンドシャープナーでバーブを削り、#600のサンドペーパーで整えて#1000のサンドペーパーで仕上げています。

綺麗に仕上げるとよく刺さりますよ。

マメなんですかね、自分でもこんな根気のいることよくやるなと思いますw

本当は初めからバーブレスで大きめの良いフックがあればそれに越したことはないのですが、今のところ気に入ったフックが見つからないので使っています。

OPST スイングフック

イントルーダーなど用に使っています。

まだ昨シーズンから使い出したばかりなのでそこまでわかりません。すみません…

とりあえず実績としては、1バイト1キャッチなので100%ですが使用回数がまだまだ少ないので今後も検証していきたいと思います。

まとめ:私のスタイル

渓流フライでもショートシステムやロングティペット、低番手(#1などのライトライン)で釣るという方や#4番で釣るよって方など様々だと思います。

また、それぞれ楽しんでいるよって方もいらっしゃると思います。

それぞれの楽しみ方があるのでそれで良いと思います。

私個人は渓流ではロングティペットもショートシステムも両方使って釣りをします。ロングティペットといってもリーダー9FTか12FTでティペットが6FTの全長15~18FT程ですが。ショートシステムの時はリーダー9FTにティペット30cmぐらいって時もあります。

それぞれフライもロングティペットの時は空気抵抗が少なく軽いフライがメインですし、ショートシステムの時はオーソドックスなハックルが厚く巻いてある様なフライを使います。

ロングティペットの釣りはポイントからある程度距離を置かないとキャスティングがしづらいのでキャスティングをする上ではゲーム性が高くなり面白いですし、逆にショートリーダーの釣りはオーソドックスなフライを使ってテクニックキャストを駆使して釣るところが面白いなと思います。

偉そうなこと書いてますがどちらもなかなかうまく出来ていませんが(^^;)

ロングティペットの釣りの時はフックは軽い方がいいのでがまかつのR17-3FTやC14-VBはベストなフックです。

ウエットフライの釣りも割とロングティペットでナチュラルに流す事が多いのでR18-2W2HTは刺さりが抜群なのでとても気に入っています。

今回の記事は私の考え方を元に書いていますので、違う意見の方や同感できる部分があってもこっちのフックの方が良いよと思われるかもしれません。

それぞれ考え方があって釣りをされていると思いますので、それを否定するわけではありません。

参考として読んでいただきフック選びのお役に立てればと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク